アイテムカタログ|初級編
始めに
アイテムカタログとは、v.1.21.60.23-previewから使えるようになった、クリエイティブインベントリやレシピ(※コマンドのアイテム)などの順序などをカスタマイズする機能のことです。
1.21.60以上のバージョンではアドオンでアイテムを追加したとき、これを設定しておかないと意図しない挙動をする場合があります。
実際にアイテムカタログを使用したアドオンがこちら
隠しアイテムをクリエインベントリとコマンドから入手できるアドオン
アイテムカタログの設定方法
なんとこれだけで設定できるんですよね。
デフォルトアイテムカタログを見ながら作ってみましょう! デルフォトアイテムカタログ
以下はcrafting_item_catalog.jsonの書き方です。
まずは必ず記入しなきゃいけない部分です。
次にカテゴリを指定します。
指定したカテゴリのアイテムの順序やレシピをいじれるようになります。
新しくカテゴリを作ることはできません。
いじりたいアイテムカテゴリだけ記入してください。
バージョンは1.21.60以上である必要があります。
アイテムカテゴリはconstruction, nature, equipment, itemsがあります
ちなみにカテゴリ名が同じでもちゃんと反映されます
次にアイテムを追加してみましょう。
通常なら全てのアイテムのデータを入れれないといけませんが、1.21.60時点では、それをしなくともデフォルトのアイテムは強制表示されます。
アドオンで追加されたアイテムも指定できます。
今回はitemsカテゴリにコマンドブロックを表示させてみる書き方です。
複数表示したいなら
では次にアイテムグループにアイテムを追加してみましょう。
1.21.60ではクリエインベントリでデフォルトで表示されているグループか、クリエインベントリで表示されていないアイテムを指定した新しいグループを追加することができます。
ちなみに今まで新しいアイテムグループを作ることはできなかったので、ついにつくれるようになりました!!
では今回は新しいグループを作ってみます
iconで指定したアイテムは、グループのアイコンになるアイテムです。
nameでグループの名前を指定できます。ちなみに「addon:アイテム」みたいに日本語も使えます。ただおすすめは「minecraft:itemGroup.name.home」みたいな形です。
iconで指定したアイテムを一番最初にitems欄に入れないとバグります
itemsに一つしか入れていない場合はアイテムグループは作成されません
複数表示したいなら
そして、アイテム、アイテムグループ、アイテムみたいにすれば途中にアイテムグループを作ることもできます。
以下はコンポスター→チェストグループ→樽の順序で作成したい場合です。
アイテムのデータ値を指定したい場合はアイテムIDのあとに、例えばデータ値5を指定したいときは「:5」を追加しましょう。
ちなみにアイテムグループのiconの部分の指定でも使えます。
ちなみにsetblockで置けるけどgiveで出せない…またはhasitemで指定できない…というアイテムや本来出せないアイテムの一部はアイテムカタログでインベントリに追加するとgiveやhasitemで追加することができます!
最後に
以上が簡単なアイテムカタログの使い方でした!
これで皆さんのアドオン制作にいかせればいいなと思います!